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ジャクソン・ポロックⅤ

ポロックの新しさ

 絵画表現の重要な要素であるイメージが、何も描かれていない絵画を描いた。
 それまでの美術では、「線」は何か具体的な形や抽象的な形を描くために使われてきたのだが、
  ポロックの 「ポード絵画」は、何も指示しない非記述的な線で描かれている。
 分析的キュビスムと同様の浅い奥行き感が、ポロックのオールオーヴァーの作品にある。
  片ぼかしなどの立体的な表現によって生じるキュビスムの奥行き感とは異なり、
  ポロックの奥行き感は、線の集積による平面的な表現によって生み出さた奥行き感である。


【三次元のイリュージョン】
  鑑賞者が絵の中に入り込み、自由に歩きまわれそうな奥行き感、空間
ラスメニーナス
ベラスケス《ラスメニーナス》1656年

【絵画的イリュージョン】
 絵の中に入り込めそうにないが、感じられる浅い奥行き感

マ・ジョリギターまたはチータを持つ女1911~12年_convert_20091028144256
ピカソ《マ・ジョリ》1911~1912年

ナンバー5・1948年+(2)_convert_20091028145811
ポロック《ナンバー5》1948年
2006年に私的な取引で、168億円の値がついた作品

最初は、誰も「絵画」とは思わなかった作品が「世界一の絵画」になった理由

 アメリカを代表する高名な美術評論家のクレメント・グリーンバーグが、「ポード絵画」はヨーロッパのモダンアートの伝統を受け継ぎ、さらに発展させた絵画であるということを論証し称揚した。
 ヨーロッパの文化芸術の素養があり、美術コレクターで大富豪につながるペギー・グッケンハイムが パトロンだった。他の美術コレクターが、 「あのグッケンハイム家の令嬢ペギー女史が投資しているのだから間違いなく経済的にも価値がある」として、アメリカ美術に投資を始めた。


高名な美術評論家の学術的保証と財閥出身で教養のある裕福な美術コレクターによる収集
   
最富裕国アメリカの近代美術市場の形成と拡大
   
世界の覇権を握る

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テーマ:アート - ジャンル:学問・文化・芸術

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