


ポロックの 「ポード絵画」は、何も指示しない非記述的な線で描かれている。

片ぼかしなどの立体的な表現によって生じるキュビスムの奥行き感とは異なり、
ポロックの奥行き感は、線の集積による平面的な表現によって生み出さた奥行き感である。
【三次元のイリュージョン】
鑑賞者が絵の中に入り込み、自由に歩きまわれそうな奥行き感、空間

ベラスケス《ラスメニーナス》1656年
【絵画的イリュージョン】
絵の中に入り込めそうにないが、感じられる浅い奥行き感

ピカソ《マ・ジョリ》1911~1912年

ポロック《ナンバー5》1948年
2006年に私的な取引で、168億円の値がついた作品



高名な美術評論家の学術的保証と財閥出身で教養のある裕福な美術コレクターによる収集

最富裕国アメリカの近代美術市場の形成と拡大

世界の覇権を握る
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