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マーク・ロスコⅡ

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マーク・ロスコ《赤の上の黄褐色と黒》1967年

無限の拡がりが暗示され、見る者の奥深い感情を強く揺さぶる

マーク・ロスコの作品の特徴
 
 ・巨大サイズの縦長の画面に、二つか三つの輪郭をぼかした矩形を縦に並べた単純な画面構成。
 
 ・ロスコ・スタイルと呼ばれる作品はすべて左右対称の構図がとられ、画面に安定感があります。
 
 ・形態よりも色彩の持つ表現力が重視され、色彩同士が響き合うように配色されています。
 
 ・【呼吸する色彩】と言われる色彩の表現技法
    「薄塗り」と「重ね塗り」が、下地が生かされた濃淡のある深い色彩を作り出しています。
    何度も塗り重ねて厚みをつけた部分とそうでない部分によって作られた半透明の色の層の
    違いが画面に振動を起こし、色彩がキャンバスの中で呼吸しているように感じさせています。

絵画体験を通して「悲しみ、悦び、絶望といった人間の基本的感情」を伝えようとし、又色彩の場を作り出すことで鑑賞者に宗教的な、崇高な体験をもたらすことを意図し、それを作品で表現しました。

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マーク・ロスコ《グレーの上の黒》1969~70年

1969年から、画面から明るく華やいだ色が全て消え、それに代わって黒や灰色などの暗い色を使い、上下に水平に二分しただけの作品を描くようになりました。「もうこれ以上先に進むことはできない、絵画の限界、表現の果てに自分は辿りついたのだ」というロスコの暗澹とした気持が描かせた作品だと思います。この年ロスコーは自らの命を絶ってしまいます。

川村記念美術館(千葉県佐倉市)マーク・ロスコの作品7点が、《ロスコ・ルーム》で鑑賞できます。
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1958年ロスコはニューヨークのシーグラム・ビルのレストランの壁を飾る作品を制作したが展示には至りませんでした。30点残る「シーグラム壁画」の内7点が千葉県の川村美術館に「ロスコルーム」として、瞑想的な雰囲気を漂わせながら特別に展示されています。
     
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《シーグラム壁画》1958年265.8×379.4cm
シーグラム壁画1959年_convert_20091117202032
《シーグラム壁画》1959年266.7cm×455.9cm

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