

《コリウール港の舟》1905年
赤・青・緑・黄の4色で描かれた作品です。赤色と黄色(暖色)が前面に突き出ていて、青色と緑色(寒色)は、画面奥に後退しています。色彩の対比による画面構成、色彩によって空間が作り出されています。平面的ではありますが、ゆったりとした奥行きや広がりを感じさせる作品だと思います。

《レスタックの回り道》1906年
原色が(心に強く感じた色彩)ぶつかり合うように配され、燃え上がるような風景が描き出されています。目に見えた色や形にとらわれない自由な表現の作品だと思います。

ゴッホを敬愛し、唯一の手本とし、マティスらと共にフォーヴィスムを創設したフランスの画家

《赤い木》1906年
アンドレ・ドランの作品から刺激を受けて描かれた作品です。
太い輪郭線によってジグゾーパズルのように組み立てられています。奥行きが無い平面的な表現ですが、色の対比で空間が暗示されています。バランスが取れた巧みな色彩配置がされています。
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《草ぶき屋根の家》1933
素早い筆さばきやナイフさばきが、スピード感を生み出しています。まるで速く走る車の窓から見たような風景だと思います。ナイフによる白い絵具の盛り上げや混じり合いが美しい作品です。



《婦人》1938年

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《立てる自画像》1924年

《靴屋》1925年
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