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マティスⅢ(金魚の巨匠)

マティスは金魚をモティーフに、数多くの作品を描いています。アラベスク模様と共にオリエントを象徴するものとして好んで描きました。1911年から1913年頃までの間に金魚をモティーフに描かれた作品が集中していて、マティスはそれらを扱っていた画商から「金魚の巨匠」と呼ばれていました。

《金魚》1912年 146×97cm プーシキン美術館(モスクワ)
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屈折して水面に映る金魚と、上下に重なる水中の金魚によって水槽の立体感が強められ、作品全体が平面的になりすぎないように描かれています。形の大小にとらわれない面白い画面構成になっています。

《モロッコのカフェ》1912~13年 176×210cm エルミタージュ美術館
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説明的なものは何も描かれていない。ただ一日中金魚を愛でるモロッコ人が描かれているだけ。淡い色調、平面的な画面の中で、金魚と傍らの花の赤が印象的です。形態の単純化も推し進められています。

《金魚とパレット》1915~16年 ニューヨーク近代美術館
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黒が特に美しい作品。マティスは、黒色を色として効果的に使いました。画面を区切る線が空間を転位させ、いくつもの空間を作り出しています。

マティスは確認されているだけでも、11点の金魚をモティーフにした作品を描いています。

次回はマティスの新しい表現(抽象)について紹介します。
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テーマ:アート - ジャンル:学問・文化・芸術

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